ネットでちょっと調べれば出てくる海外でプレーする日本人選手。助手席にテレビ局の人を座らせて話す高級車組の話ではなく、「ポチっとな」と深く検索すればディープな場所から這い上がろうと奮闘している選手は多い。ドイツなら2部、3部はあたり前田で5部、6部でも、地中海の小国・マルタでも、フィリピンでもモンゴルでもプレーしている様子。
7月末に加入した秋吉泰佑はその一人で、アルビレックス新潟シンガポールからブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、オーストリアでプレーしてきた。ドイツ2部以上を一つの目標にしていたそうだが、難しいと判断してJリーグでどう評価されるのかを知るために帰国。「ドイツは3部でもカップ戦で1部相手に五分の戦いをするし、入る時は3部のホームに3万人入りますからね。ヤバイすっよ」と、海外の酸い(多め)も甘い(少なめ)も知っている。このインタビューはVFK公式モバイルサイト(有料)で近日公開予定です……
J1デビューに向けて猛アピール中の秋吉泰佑(左)。右は秋吉がいう「ヤバイ・ドイツ」2部(VfRアーレン・現在3部)でプレーした阿部拓馬。秋吉のオススメ穴場海外リーグは、ポーランド、カザフスタン、イスラエル、だそうだ。給料がいいそうです。
(甲府担当 マツオジュン)
2015/09/18 18:35