2日に行われたJリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第1戦で、新潟にアウェイで0-5の大敗を喫した浦和。準決勝進出が極めて厳しくなると同時に、4日前にアウェイで行われた明治安田J1・2nd第9節・横浜FM戦(0●4)に続いての大敗でミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「危機的状況」と表現をした。
これを受けて2日の新潟戦に先発出場した平川忠亮は、「そういった状況ということは選手たちも分かっているし、分かっていない選手がいたらどうかと思う」としながらも、「こういった状況を乗り越えられるメンバーはいる」と力強く語った。何より浦和で14年目を迎える平川には「もっと厳しい時もあったし、そういうことを乗り越えてきた」経験がある。準決勝進出も「不可能ではない」が、仮に敗退となってもこの状況を乗り越えなければならず、「とにかく次のホームで第一歩」。6日の第2戦は1stステージのような強い浦和を取り戻すための試合にしなければならない。
(浦和担当 菊地正典)
2015/09/03 19:48