FW高木俊幸の調子が良い。23日に行われた中央大との練習試合ではハットトリックを達成。さらに26日のトレーニングでも様々なパターンでゴールを重ねていた。
その手ごたえは高木自身にもあるようで、「シュートのイメージはすごく良くなっている」ようだ。中央大との練習試合は「正直、守備の部分で緩さはあった」が、「そういう中でちゃんとバランス良く、ボールが持てる時だからこそ判断をしっかり良くして、変に持ちすぎたり、いつもと違うパスだったりをしなかったのが良かったと思う」。
調子が上がれば、期待されるのはやはり公式戦でのゴール。「こうしてもああしても入らないかという感じだけど、(明治安田J1・2nd第3節・広島戦/1●2の)PKはデカかった。それを外したのが引っ張る原因になってしまったかなというのはある」と苦笑しながらも、「しっかりリセットしてやれている」。それもまた好調の要因だろう。この調子を維持しながら、誰よりも自身が欲しているチャンスを狙う。
(浦和担当 菊地正典)
2015/08/26 20:13