赤﨑秀平と中野嘉大。年齢こそ1つ違うが同じ鹿児島出身というだけなく、じつは小学校から佐賀東高、筑波大とずっと同じ道をたどってきた。プロの入口こそ、鹿島と川崎Fと所属クラブは分かれてしまったものの、小学校から仲の良かった2人がそろってプロになる確率は天文学的な数字だろう。
「彰吾と紳太郎のようなもんです」
赤﨑は、中野との関係性を、川崎Fに所属する谷口彰吾と車屋紳太郎になぞらえた。先の週末には都内で食事をし、今節での健闘を誓い合ったという。
「もともとフロンターレは筑波の選手も多いですし、また中野が出ることになれば鹿児島で見てる人も喜ぶんじゃないですか」
そう言って、対戦を心待ちにする赤﨑だった。
(鹿島担当 田中滋)
2015/08/26 20:10