20日のゲーム形式のトレーニングが始まる前、ちょっとした驚きがあった。レギュラー組の1トップ2シャドーがつける黄色のビブスを杉浦大輔コーチから渡されたのは李忠成、ズラタン、興梠慎三の3人だった。
試合では全くない組み合わせではないがスタメンで3人が並んだことはなく、練習で組むことも珍しい。そして、この興梠を頂点とした1トップ2シャドー、もとい3トップとも言える3人は抜群の破壊力を見せて得点を量産。その1人である興梠は「楽しかった。楽しかったし、どこからでも崩せるし」と手ごたえを感じた様子だったが、その一方で「試合になるとどうか分からないし、攻撃は良いけど守備がどうなるかなっていうのもある」と課題も感じていた。
ちなみに2本目は現在の基本形とも言える梅崎司、武藤雄樹、興梠の組み合わせに変更。筆者は本紙での明治安田J1・2nd第8節・仙台戦の予想スタメンを後者と予想し、興梠も「間違いないでしょ」と笑ったが、果たして。
(浦和担当 菊地正典)
2015/08/20 20:14