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　「うーん、分かんないっすけど」。FW武藤雄樹が笑いながらそうはぐらかしたのは、古巣・仙台の攻略法だ。報道陣に聞かれると、「記事にされるとマズい」と言いながら、「仙台は守りを固めて相手が焦れて雑になったところを狙っているから、焦れずに攻めること。後半の追い上げは凄いし、ロスタイムのCKは気をつけないといけない」と注意点を挙げた。

　また、アウェイ仙台は浦和にとって過去5年で2分3敗と一度も勝てていない“鬼門”。仙台の選手に得意な意識はあったかと問われると、「浦和は上位だったし、そんなこと思えるはずがなかった」と即答。ただ、「そういうメンタルだったからこそ勝てたのかもしれない。守りから入った方が仙台は良いし、浦和戦は仙台の良さが出てしまう試合と言えるかもしれない」と対戦成績の理由を分析した。それでも「堅いブロックを作ってくると思うけど、今の浦和なら打ち破れると思う」と古巣の攻略に自信を見せた。