前節(明治安田J1・2nd第7節)・川崎F戦(2-0)で連敗を止めた神戸。2得点目を鮮やかな左足のダイレクトシュートで決めたのは渡邉千真だ。さまざまなシュートバリエーションを持つのが渡邉の真骨頂だが、あの形は「そこまで得意ってわけじゃないが…コントロールする方が難しいし、うまく合わせるしかなかった」と芸術的な一撃を振り返ってくれた。
さらに、「石津(大介)が良いクロスを上げてくれたし、(森岡)亮太も長い距離を走っていた。自分も負けじと走って、亮太に相手がつられたことで大外の俺が空いた。みんなで頑張って奪ったゴールだと思う」とチームメートへの感謝を口にする。
試合後は、第5節・甲府戦(4○1)以来となる神戸讃歌をサポーターと歌った。甲府戦後には「勝ってどんどん覚えたい」と話していたが、あれからはや4ヶ月…。「まだノリで。ちょっとだけ口ずさみました」というのが現状だが、今度こそ「勝つことで聴いて、どんどん覚えていきたい」と思いを馳せた。
(神戸担当 小野慶太)
2015/08/19 07:00