オ・スンフン(京都)と榎本達也(栃木)が抜けた今季の徳島のGK陣。そのなかで、開幕先発に最も近い存在と思われるのが、C大阪から期限付き移籍で加入した松井謙弥。開幕を3日後に控えた28日の練習後に話を聞くと、はやる報道陣を制するように、「常に冷静にいたいタイプなので、気負い過ぎずにいつもどおりやります」という答えが返ってきた。
また、「(ポカリスエット)スタジアムは風があるということも聞いています」と鳴門特有のスタジアム環境もリサーチ済。対戦相手の神戸に対しては、「去年も(J1で)対戦しているし、まったく知らないチームではないからやりやすい面もある。でも、チーム力も個の力も高い」と話す。
プロ10年目。並々ならぬ決意で挑む今季の第一歩がまもなく始まる。
(徳島担当 小田尚史)
2013/03/01 17:20