明治安田J1 2nd第3節・鳥栖戦(1○0)で、リーグ戦では今季初の完封勝利を収めた新潟。同第1節・鹿島戦ではロスタイムで逆転されたこともあり、今回のロスタイム4分は全員で集中して守り抜いた。試合後、GK守田達弥は「鹿島戦の二の舞になるのは避けたかった。僕だけじゃなくてチーム全体、スタジアム全体がそう思っていたと思うので。完封できてほっとしています」と表情をゆるめた。
攻撃でも好機を作れていたことに手応えを感じている。小泉慶のゴールも守田のフリーキックから。「監督から『高いボール』という声が聞こえたので、高く上げたらああいうセカンドボールができて、慶が練習でも見たことのないゴールを決めていました(笑)。得点につながることは続けたいですね」。
昨季も守田のフィードを指宿洋史が受けて展開するパターンから得点が生まれていたが、選手同士の距離感がよくなり、セカンドボールを収められるようになったことで、よりチャンスも増えそうだ。
(新潟担当 野本桂子)
2015/07/20 19:50