明治安田J2第2節・群馬戦(2△2)以来、22試合ぶりとなるゴールで今季3点目を決めた嶋田慎太郎。得点場面も自らのパスカットから生まれたように、前線からの執拗なプレッシングがゲームの流れを引き寄せる要因になった。ゲーム中には、対面でマッチアップする横浜FCの中島崇典と激しくやりあう場面も。
「負けらんない、と思ってバチバチいきました。向こうも結構、嫌がってんじゃないかと思うし、イライラさせてやろうとは思ってましたね。ま、狙い通りです」
恐るべし19歳。同サイドで絡む場面も増えて来た養父雄仁も「点を取るっていう、最高の形でやりかえせたんじゃないですか?」と、後輩のプレーに満足げ。
「後ろが押し上げてくれるんで、プレッシャーにも行きやすい。プレッシャーもハマり出したし、楽しくやれてます」
チーム状態と合わせ、嶋田も上向いて来た。さらに点に絡む仕事ぶりを見せてくれることに期待したい。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/07/20 19:22