大分と愛媛での期限付き移籍を終えた永井龍と秋山大地がC大阪に戻ってきた。14日、復帰後初練習を終えた2人に話を聞いた。
永井龍
─セレッソに戻ってきた感想は?
「大分に忘れ物もあるし、順位的なことも含めて、心残りがないと言えばウソになるけど、セレッソに戻って来たので、また気を引き締めて頑張りたい。大分では『永井、何とか頼む』といった感じもあったけど、ここでは出番を勝ち取らないといけないし、イチから頑張る」
─大分での4ヵ月間を振り返ると?
「もっと点を決めたかった。『負け試合を引き分けにしてくれてありがとう』とも言ってもらったけど、もっとできたかな、という思いがある。調子が上がってきて、点も取れ始めたときにけがをしてしまったことが一番悔しかった。大分ではいろんな方にお世話になった。こういう風になる(C大阪に戻る)かも知れないと分かりながらリハビリしてくれたトレーナーの方にも感謝している。メンバー的にも大分はいまの順位にいるチームではないと思うし、大分のことはこれからも応援しています」
秋山大地
─セレッソに戻ってきた感想は?
「懐かしいというか、また新しい挑戦が始まるな、という気持ち。頑張らないといけない。愛媛では試合に出させてもらって充実していたし、自信が付いた部分もある。それを今後にどう生かすか」
─初の移籍で得るモノはあったのでは?
「友達もいないし、最初は(移籍は)嫌やったけど(笑)愛媛の選手やサポーターも仲良くしてくれたし、すぐに慣れた。一人でやっていくことも学べた。(クラブの)環境面はセレッソとまったく違った。こっちで当たり前だと思っていたことも愛媛ではそうではなくて、練習初日はいろんな忘れ物をした。『タオル、ないの?』とか(笑)自分にとっては、そういった環境の違いを経験したこともプラスになった。一緒に戦ってきたぶん、シーズンの最後まで(愛媛で)プレーしたい思いもあったけど、復帰が決まったいまはセレッソでまた挑戦することに気持ちは切り替わっている」
─早速、8月1日には愛媛のホームで試合もあるが?
「メンバーに入って試合に出られたらいいなと思います!」
(C大阪担当 小田尚史)
2015/07/14 19:11