前節(明治安田J2第22節)の大宮戦(2●3)では前半に2点のリードを得ながらも、そこからまさかの逆転負け。ホームでショッキングな結果となってしまったが、前半の内容には指揮官、選手ともに一定の手ごたえを得ている様子だ。
「大宮戦は結果については不満足だが、特に前半は我々が求めてきたことがしっかり発揮されていた」とバルバリッチ監督が言えば、「前半はいいサッカーができていた」と前寛之。「目指すサッカーを出せていた」と堀米悠斗も続け、若い選手たちが着実に自信をつけ、たくましくなっている様子。2点リードからの逆転負けで経験不足が露呈した部分もあるが、意欲的な彼らならば必ずや悔しい敗戦からもプラス要素を生み出すはず。今週末の次節・C大阪戦も、インテンシティのあるアグレッシブな試合に期待したいところだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/07/10 21:01