前々節(明治安田J2第14節)の群馬戦(2○0)、前節(第15節)の徳島戦(2○1)とともにアウェイゲームを制し、チームは2連勝中。勢いそのままに今節(第16節)のホームC大阪戦(6月1日、札幌ド)へと突き進めそうなところだが、バルバリッチ監督はここで手綱を引き締める。
「敵地で2連勝できたのは良い結果だが、大事なのはあくまでも目の前の試合。また新たな気持ちで戦っていきたい」と指揮官は過去を振り返らない。そしてそれに呼応するかのように「C大阪は間違いなくリーグトップの戦力。気が抜けない」と稲本潤一が言い、「強力な相手なので、個人としてもチームとしても、持っている力を出し切らなければ」と古田寛幸。選手たちもすでに2連勝を過去の出来事とし、一戦必勝の構えでC大阪に挑む準備が整っている。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/05/28 20:37