7月11日の明治安田J1・2ndステージ開幕を前に、選手たちに“2ステージ制どうよ?”という問いをぶつけてみた。
05年の1シーズン制復活と同時にプロ入りした栗澤僚一は「切り替えて臨める」とポジテティブ。14位で1stステージを終えた柏にとって、今までの制度が続いていたなら残留争いという「また違うプレッシャー」(栗澤)が強まっていただろう。しかしこの制度なら少し前向きな心持ちになれる。
他の選手も“歓迎ムード”だ。「横一線でスタートできることが僕らにとってプラス」(工藤壮人)、「(柏は)前半戦の結果が良くなかったけれど、ウチとしてはまたフレッシュな気持ちで上を狙える。ポジティブなところしか感じない」(鈴木大輔)と、誰に聞いても2ステージ制を歓迎するコメントしか出てこない。
前期を制した浦和を別にすれば“夢をまた見られる”2ステージ制は、選手にとってハッピーな仕組みなのだろう。
(柏担当 大島和人)
2015/07/10 07:00