攻守両面でチームを支える今野泰幸が、明治安田J1・2ndステージの巻き返しに向けて、気を引き締めている。
昨季はブラジルW杯後に再開されたリーグ戦で当時首位の浦和を猛追したが「去年は落ちるところまで落ちていたし、後は上がるしかない状態だった。危機感があったので巻き返しにつながった」(今野)。最大14差の勝ち点をひっくり返しての大逆転優勝を果たしたが、今野は今季の浦和に対して警戒感を口にする。
「浦和は去年の経験もあるし、今年はそう簡単に失速しないと思う。今季の浦和には一体感を感じるし、選手層も厚い。ここから逆転して優勝するにはかなりのパワーが必要」。今季は勝ち点9差を追うことになる戦いが、いよいよ甲府戦から切って落とされる。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/07/05 08:23