
明治安田J2第21節東京V戦は鈴木惇にとって昨季までの2年間を過ごした古巣との一戦になる。鈴木自身にとっては意識せざるを得ない一戦だが「後輩とは何人も連絡しているし、中後(雅喜)さんとかとも仲良かったし、お世話にもなった。ただ、今週は(連絡を)取らない(笑)」とやはり意識している様子だった。
東京Vについては「去年、監督が代わって雰囲気がガラッと良くなって、その流れをうまく続けられているという印象。冨樫さんは選手のモチベーションを上げるのが上手い。チームの雰囲気をすごく大事にする人。雰囲気が明らかに変わったのは富樫さんの人柄のおかげ」と冨樫監督の存在の大きさを語っていた。
対戦を楽しみにしているのは前述の中後だという。「お世話になったから余計に負けたくない気持ちがある。強くいったとしても、どうにかなるわけじゃない。中後さんも汚いプレーをする選手じゃないので、フェアに戦えればいいかな」と展望を語ってくれた。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/07/01 20:02