21日にホームでのJ2第19節・岐阜戦に臨む磐田は20日、ヤマハで最終調整を行った。
全体練習後、居残りでシュートを打ち込んでいたのは宮崎智彦。左足を振り抜くと、チームメートから「(シュートが)伸びる!」という声が上がっていた。昨季途中に左SBからボランチへコンバート。今季は上田康太とコンビを組み、鋭い縦パスで攻撃の起点を作っている。
また、170cmと小柄だが、守備面でもチームに貢献。名波浩監督に「(上田)康太のカバーはミヤ(宮崎)がやってくれる」と評価されている。今節の守備のポイントは相手のエースを封じること。岐阜・難波宏明は流通経済大の2学年上の先輩であり、「泥臭いプレーを当たり前のようにできる選手。『すごい』の一言」と警戒した。
その上で、「前々節・金沢戦(2○1)のような試合ができれば一番」と明日の一戦を見据えたレフティ―。攻守両面でキーマンとなる。
(磐田担当 南間健治)
2015/06/20 20:41