週末に控える磐田との上位決戦(明治安田J2第14節)は、カルリーニョスにとって古巣戦でもある。磐田には13年後半に在籍。「(磐田は)かなりメンバーが代わっているし、当時とは別のチームのような感じがする」と話すが、中盤で対峙することになるレフティー三人、宮崎智彦、小林祐希、そして上田康太とは顔なじみだ。
宮崎は「非常にパスの良い選手だし、守備も激しい」、小林は「センスがあって素晴らしい選手」とそれぞれ評するカルリーニョス。最も縁の深い上田については「大宮のときから非常に仲の良い選手だし、大宮は彼のことをよく知っている。素晴らしいプレーヤーだということも分かっている」と語り、対戦に向けて燃えている。
タレントぞろいの磐田戦が難しい試合になるのは間違いないが、カルリーニョスは「自分たちは良い状況で勢いを持ってきているので、継続すれば磐田戦でも良いゲームができる」と自信を見せる。中盤でのレフティー対決を制し、首位戦線リードを狙う。
(大宮担当 片村光博)
2015/05/13 21:38