先月29日のホーム・大分戦(2○1)で加入後初出場を果たしたのは中村祐輝。後半終了間際と限られた時間ではあったが、積極的なプレーを見せた。
今季、岐阜より加入。加入当初は岐阜と比べポゼッション色の濃い磐田のスタイルに戸惑う部分もあったが、「パスの出てくるタイミングがだいぶ合ってきた」と語る。
持ち味はフィジカルを生かしたパワフルなプレーだが、荒削りな部分もある。名波浩監督は中村の印象を「良い意味で“形”がないストライカー」と語る。まだ“型”が固まっていないぶん、“伸びシロ”は大きいと見ている。
ジェイ、森島康仁との1トップを巡る競争で後手を踏み、開幕戦を除きベンチからも外れていたが、中森大介コーチ(写真左)と居残りでシュート練習やポストプレー練習を根気強く続けてきた。「ちょっとずつ上手くなっているという実感はある」と同選手。
1日のホーム・栃木戦でさらなるアピールを狙う。
(磐田担当 南間健治)
2015/04/01 07:00