今節の岡山戦、愛媛としては少し厄介な選手が相手にいる。それは渡邊一仁のことだ。
渡邊は昨季まで6シーズンに渡って愛媛でプレーし、中盤の潰し屋として強い存在感を放っていた。それだけに愛媛の元チームメイトは渡邊を敵に回した時の“厄介さ”を肌で感じている。おそらく渡邊とマッチアップするであろう河原和寿も「アイツのボール奪取能力、危機察知能力はJ2でもトップ3に入る」と警戒していた。しかし、熟知しているのは“良さ”だけではない。「アイツのクセは僕もわかっている」(河原)と、厄介な元チームメイトに打つ手も頭の中に描かれている。
また、キャプテンの西田剛も「ナベ(渡邊)には移籍したことを後悔させてやるつもり」と気合十分。渡邊の高い守備力に抑え込まれるつもりは毛頭ないようだ。
(愛媛担当 松本隆志)
2015/06/19 21:23