2週間のブレイクを経て再開する明治安田J1。優勝には届かなかったものの1stステージ2位に付けている広島は、20日に山形を迎える。19日の練習を終えた青山敏弘は、「準備はしっかりとしてきたけど、すべては結果」と語り、「堅い試合になると思うけど、我慢強くやっていきたい」と鋭い眼光で睨んだ。
中盤でタクトを振るう主将には、ゲームの展望がしっかりと描かれている。「山形はプレッシャーが速いし、規律がしっかりとしている。運動量が求められると思っているし、簡単にボールをさばいて動かさないと、相手の良さを出させてしまうことになる」
そして、今節は長くコンビを築いてきた佐藤寿人がJ1・J2通算200得点にリーチをかけて迎える。これまで多くのゴールをアシストしてきた青山は、「気付いたら自分がアシストしていたってくらい、あっさりと点を取って僕にアシストを付けてくれれば」と笑みを浮かべていた。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/06/19 16:19