来年のリオデジャネイロ五輪を目指すU-22日本代表。7月にはU-22コスタリカ代表との試合も控えているが前節・千葉戦(明治安田J2・第18節/2△2)で今季初ゴールを挙げた金森健志は「代表のことは常に意識している。そのためにも結果が必要」と日の丸への思いをストレートに表現することが多い。
一方の亀川諒史は「この前、代表に呼ばれたときはケガで離脱してしまってそれから福岡に戻ってきてまた0からのスタートというつもりでやっている。選ぶのは第3者の立場の人ですし、自分はチームで与えられた役割を100%でこなすという意識だけ。自分のプレーを100%でやり切ってそれが代表につながっていけばいい」と金森とは対照的な姿勢を貫いている。
どちらも日の丸への思いは強いがその表現方法はやはりそれぞれで違っている。ただ、両者ともにチームの結果が大事であることも理解している。日の丸への思いがうまくチームの結果に結びつけば福岡にとっては頼もしい限りだろう。
(福岡担当 杉山文宣)
2015/06/19 15:27