仙台にとってクラブ史上初となるACLが、26日に幕を開けた。会場はホームの仙台スタジアム、相手はタイのブリーラム・ユナイテッド。前半は両チームとも決め手を欠いてスコアレスで折り返し、後半に攻め合う展開に。そのなかで先制ゴールを決めたのはリャン・ヨンギ。相手のハンドで得たPKを「確実に決めることだけを意識して決めた」と冷静にゴール。しかし後半に追いつかれたことで、勝ち点は1に止まった。
リャンは自身とチームのACL初得点については「しっかり決められてホッとしたという気持ちが強かった」と振り返ったが、「勝たないと手ごたえはなかなか得られない。次こそは勝ちたい」と結果については悔しさを隠さなかった。
中3日でJ1の開幕戦(甲府戦)がすぐにやってくることについては、「そのぶんコンディションはいいと思いますし、次もホームなので勝ちたい」と前向きにとらえている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/02/27 21:33