27日、C大阪は舞洲グラウンドで大阪体育大と開幕前最後の練習試合(45分×2本)を行った。「1本目は技術的、戦術的に物足りない出来。試合に入る気持ちが足りなかった」とクルピ監督が話したように、現時点での先発組で臨んだ1本目はピリッとしない内容。パスミスから相手にカウンターを食らう場面も多く、先制点も許した。失点後は修正し、南野拓実の得点により1-1で終えたが、開幕へ課題も見られた。
2本目は、各選手とも気持ちを出して終始相手を圧倒すると、3-0で勝利。ドリブル突破から再三チャンスを作った楠神順平は、「2本目で満足している選手はいない。そういう気持ちをぶつけた。(開幕戦も)最初から出たいけど、途中からでも変化を与えることができたら」と話した。「今後のアピール次第では先発変更もあり得る」とクルピ監督。開幕まで残り2日。競争は、最後まで続けられる。
(C大阪担当 小田尚史)
2013/02/27 19:33