27日、塩田仁史に第1子が誕生したことが発表された。誕生日はチームのオフにあたる5月26日。ちょうど今季初の首位に立ったタイミングということも重なり、塩田は「持ってますね、そこらへんは」と笑顔を見せ、「気持ちも新たにというか、家族が増えて責任感も増える。年齢的にベテランの域に達しているけど、もっともっとサッカーしたいと思うし、子供が大きくなるまで頑張れればいい」と決意を語った。
練習での存在感は相変わらず抜群だ。若手がひ弱さを見せそうになればすかさず「負けるな!」と怒鳴り戦わせ、良いプレーは躊躇なく全力で褒める。それは「技術的に持っている選手は多い。あとはハートのところや向上心のところ、一つひとつ細かいところを突き詰めていけば、ここからも代表選手も出ると思う」という思いがあるから。
「俺自身も新しい選手に刺激を受けている」という塩田。新たな家族、新たな責任感を胸に、さらに上を目指す。
(大宮担当 片村光博)
2015/05/28 20:30