明治安田J1・1st第13節・広島戦(2●4)の結果により、ついに最下位に沈んだ新潟。だが13位までの勝ち点差は3と、一つ勝てば降格圏から浮上できる。今週はナビスコカップ、リーグ戦ともホームで戦えることも追い風にしたい。
まずは27日のナビスコカップ第6節・湘南戦。「結果にこだわって、良いきっかけにしたい」と意気込んでいるのは大野和成だ。大野にとって湘南は、2012、2013シーズン、期限付き移籍していたチーム。J1昇格、J2降格と常に緊張感のある中で実戦経験を積み、新潟へ帰って来た。「成長していると思われたい。1対1の守備は新潟で求められていて、意識が高くなっていると思う」と、パワーアップした対人プレーで、湘南の攻撃をシャットアウトする。
また課題となっているセットプレーの守備についても「これまで甘かったと思う。詳しくは言えないけど、変えるつもり」と対策を講じているようだ。
自身とチームを「勢いづける」ためにも、無失点にこだわり、勝ち点3をつかみに行くつもりだ。
(新潟担当 野本桂子)
2015/05/26 12:55