愛媛、湘南への期限付き移籍を経て、今季、約2年半ぶりに新潟に復帰したDF大野和成。第1節・仙台戦では負傷した舞行龍ジェームズに変わり、49分からCBとして出場。守備の持ち味である対人の強さを発揮し、開幕戦の勝利に貢献した。
今節は久しぶりの“ホーム”ゲームだ。最後にビッグスワンのピッチに立ったのは、2011年6月25日(第18節・C大阪戦)。「(サポーターの)あの雰囲気は独特。外から見ているのと中でやるのとでは、全然迫力が違う。中でプレーしたい」と出場への意欲を見せた。今節のG大阪戦に出場すれば、Jリーグ通算100試合目となる。「もし出たら、節目なので勝ちたい」。
大野は新潟県上越市出身。「自分がもっと活躍して、上越からサポーターをたくさん呼び込みたい」という気持ちもある。たくましく成長して帰って来た生え抜き選手が、地元の“アルビ熱”をいっそう高めてくれそうだ。
(新潟担当 野本桂子)
2014/03/06 09:00