明治安田J2第8節・徳島戦(0●1)からゴールマウスを守っている山田元気。岐阜県中津川市出身の彼にとって、次節・岐阜戦は生まれ故郷での一戦となる。
試合には家族や友達も観戦に訪れる予定だ。また、岐阜の遠藤純輝とは「小・中学校からの友達で、よく一緒にサッカーをしていた」仲だという。
「岐阜で試合をやるのは特別な感じがするけれど、入れ込み過ぎず、意識せずにやりたい」と話す山田にとって、もう一つやる気をかきたてる理由がある。それは京都の元・育成部チーフスカウトで、今季から岐阜のチーム統括部長を務める高本詞史さんの存在だ。中学時代に地元クラブのFC XEBECでプレーしていた山田の才能を評価して、京都U-18に誘ったのが高本さんだった。
「プレーで恩返ししたい」
ピッチ上で成長した姿を見せることで、恩人へ感謝の気持ちを伝えるつもりだ。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/05/05 18:09