今日も恒例の『里内塾』で、出番に備えて準備に余念のない田代真一(中央)と北爪健吾(左)
上がる気温、続く連戦。疲労からケガ人も出て、チーム全体の力を試される、まさに総力戦となる。千葉ではDF田代真一が、4/29の明治安田J2第10節・熊本戦(4○0)に続き5/3のJ2第11節・横浜FC戦(3○0)でも途中出場を果たした。本職はCBだがパスセンスと足元の技術の高さから、この2試合は劣勢時にインサイドハーフとして投入されている。熊本戦では「持ち味を出せなかった」が完封に貢献し、横浜FC戦では前に出ての見事なボール奪取からダメ押しの3点目を導いた。
その活躍を関塚隆監督も「だいぶ声を出してプレーしてリーダーシップを感じられるようになってきた」と評価。しかし本人は「自分みたいな(立場の)選手は、1分でも10分でも、その時間でどれだけ結果を残せるか。昨日は良かったけど続けないとダメ」と、満足する様子はない。
今日も全体練習終了後は、「日課としてキャンプから毎日やっている」里内猛コーチの特別レッスン。「ヘディングがあまり得意なタイプじゃない」ために、『腹筋&ヘディングコース』で汗を流した。その傍らでは、北爪健吾が黙々と腕立て伏せ。チームの底上げは、着々と進んでいる。
(千葉担当 芥川和久)
2015/05/04 20:40