柏はACL・全北現代戦(3○2)から中2日で、25日の明治安田J1・1st第7節・鳥栖戦(1△1)に臨んだ。スタメンの入れ替えがあり、秋野央樹と山中亮輔は今季のリーグ戦初先発を果たした。
秋野の持ち味は、一発で局面を変える中長距離のパス。「(相手が)ショートパスをつないでくると思っていたら、長いボールが有効。長いボールがあると思ったら、そういう時はショートパスが有効」(秋野)という長短の補完関係を生み出す、チームの重要アイテムだ。
秋野は鳥栖戦の展開について「ロングボールを狙っていたけれど、前半ちょっと慎重になり過ぎて1,2本しか蹴っていない。後半の最初に何本か蹴って、相手のラインが下がるのが分かった。それでショートパスも有効になった」と振り返る。流れを掴んだ柏は54分に先制したが、アシストパスを出したのは秋野だった。
鳥栖戦こそ勝ち点1に止まったが、20歳の秋野は「若い選手は勢いがあるし、そういう選手が乗ればチームの勢いも出る。チームはもっと上向きになる」と下からの突き上げを誓っていた。
(柏担当 大島和人)
2015/04/27 20:13