チーム加入2年目にしてリーグ戦デビューを飾った鈴木彩貴。明治安田J2第6節の讃岐戦(2○0)で初出場を果たすと、続く第7節の栃木戦(4○2)にも出場。しかも2連勝だ。そんな鈴木は今、公式戦出場で味わえるさまざまな『初』を大いに楽しんでいると言う。
「試合後にチームバスに乗りこんでスタジアムを後にすることも初めてだし、こんなに声が枯れることも初めて。すべてが新鮮です」
確かに、そう話す鈴木の声はとてもハスキーだ。なぜなのか?
「トレーニングマッチではもう一人のキーパーと半分ずつの出場が普通なので、90分間声を出し続けたことが一つの理由かな。それと公式戦は観客の声もあっってピッチ内で声が届きづらいから、いつもより大声になる。あと、公式戦となるとコーチングすべきことが多いってことも関係しているのかも」
そして今節、鈴木は初めての福岡ダービー出場を控える。どんな『初』を味わうのか。
(北九州担当 島田徹)
2015/04/15 16:43