元チュニジア代表FWのラサド・ヌイウィが、FC東京の8日の練習からテスト生として参加することになった。
前日の7日に来日したばかりのヌイウィだが、早速練習試合に参加。主力組とともに30分×1本の試合に出場し、太田宏介の左からのクロスにファーサイドで打点の高いヘディングでゴールを奪ってみせた。
身長188cmの長身だが、プレースタイルは足元でも積極的にボールを受けるタイプ。マッシモ・フィッカデンティ監督は「元々のクオリティーに疑いの余地はない」と語る。2008-12シーズンはスペインのデポルティーボでプレーし、12-13シーズンにはスコットランドのセルティックで欧州チャンピオンズリーグにも出場した経歴を持っている。
今後約1週間の練習参加ののち、クラブは獲得するか否かを決断する。現在、今季新加入の前田遼一がいまだチームにフィットせず、平山相太も依然離脱中と前線陣に人材を欠くFC東京。まだコンディションが万全ではないが、この期間の練習で好アピールができればチームの救世主に成り得るかもしれない。
(FC東京担当 西川結城)
2015/04/09 07:00