オフ明けの群馬は8日、みぞれ混じりの雨の中、今節(明治安田J2第7節・11日)ホーム愛媛戦へ向けての約3時間にわたり、修行に近い極寒トレーニングを行った。
第3節・大分戦で左ひざ前十字を断裂したタンケが前日7日にブラジルへ帰国。FWの軸を失ったチームは新たなフォーメーションで攻守のバランスを確認、連敗ストップ、ホーム初勝利へ実戦形式の練習を実行した。
DF小柳達司は「どんなポジションになっても、選手それぞれがチームの中での役割をこなすだけ。攻守のバランスを確認してイメージが共有できつつあるのでそれを結果につなげたい」と意識を高めた。
服部浩紀監督は「選手が前を向いたときはチームの力が発揮できている。ホーム初勝利のためには、それぞれが前を向いて仕事ができる状況を作っていくことが重要だ」と語った。
群馬は9日、クラブハウスから高速で約1時間の山間部グラウンドで練習を行い、愛媛戦に備える。
(群馬担当 伊藤寿学)
2015/04/09 07:00