今季のホーム戦全試合にさくら市の子どもたちを招待する「ファン×FUNシート」を企画した通訳の崔晄さん。
以前、柏の普及部に所属していた崔さんは、さくら市とスクール活動を通じてつながりがあり、長年、苺やお米を送ってもらったり、一緒に温泉に行ったりと深い交流があった。
「何か恩返しがしたくて、子どもたちがプロの技を感じられる最前列の特別なシートを用意しました。あの席で思う存分に感情を出したり、ぶつけあったりしてほしい。そうやって人間力を鍛えれば、それが人間味につながりますから」
この話をさくら市の「喜連川温泉PR大使」を務める赤井秀行に伝えると「そういうことは言ってくださいよ〜」と喜んでくれた。
「選手にはピッチでの仕事があるし、これは裏方の僕の仕事。『試合が終わったら子どもたちに手を振ってあげてよ』と伝えたら、菅(和範)ちゃんやヒデ(赤井)が『いいですよ!』と言ってくれたんです」と崔さんは嬉しそうだった。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/03/25 20:51