17日(日)13:00から日立柏サッカー場でJリーグ最古のプレシーズンマッチ『ちばぎんカップ』が開催されます。“世界三大カップ”とも称される『ちばぎんカップ』は鈴木淳監督率いる“新生・ジェフ”お披露目の試合でもあります。Jリーグサポーター注目の一戦を前に、山口智選手に話を聞きました。
聞き手/郡司 聡(EL GOLAZO) 写真/岩田 陽一
【VOICE】
DF 5 山口 智選手
――約2週間のキャンプを振り返って。
「いいキャンプだったと思うけど、新しいチームのやり方はそんなに簡単には浸透しないモノ。この時期はモチベーションも高い。これを1年とおして維持できるかということが大きながポイントだし、キャンプが良ければすべてがいいわけではない。本当にこれからだと思う」
――ジャイール選手への印象は?
「持ち味は縦へのスピード。攻撃面では言うことがない。とはいえ、守備面で受け入れてもらわないといけないこともある。彼の良いところだけを出せばいいという問題でもない。チームとして彼が生きるようにまだまだやっていかないといけない。攻撃面に関してはストロングポイントになる。もっともっと良いところを強調してほしいと思う」
――ちばぎんカップでは柏と対戦します。
「相手はリーグ戦も優勝して昨季は天皇杯も獲って、着実にチーム力を示している。ちばぎんカップは毎年楽しみにしている大会。レイソルは今まで準備してきたことをぶつけられる相手。自分たちの現状を計れるし、課題も出てくるはず。すごく楽しみにしている。チームとしてどれだけ攻守において一体感を持って戦えるか。試合の中でいろいろな課題を感じてそれを修正できるか、それが楽しみ」
――レイソルに対する印象は?
「本当に安定したチームというか、今年は補強もしているし、レベルも高い。結果も残している。タイトルを獲ることは簡単ではないし、レイソルに見習うべきことが多い。個々の能力も高い。ネルシーニョ監督がチームとして彼らの能力を生かしているという印象です。昨年は負けている。繰り返しになるけど、自分たちの現状を計れる試合になると思う。相手はすごくレベルが高い」
――ちばぎんカップへの意気込みを。
「ちばぎんカップは昔からある大会で、同じ千葉県にある2チームが対戦して注目してもらえることはありがたい。本当にレイソルに早く追い付かないといけないという思いがある。年1回のこの大会でしかレイソルと戦えないという残念な気持ちもある。早くリーグ戦でも戦えるようにしたいが、今年はそれがかなわないので、胸を借りるつもりでチャレンジしていきたい」
15・16日発売の『EL GOLAZO』(エルゴラ)では柏レイソルとジェフユナイテッド千葉が対戦する『ちばぎんカップ』を徹底プレビュー。柏、千葉のマッチプレビュー、両チームの新戦力コラム、柏・増嶋竜也選手と千葉・佐藤勇人選手のVOICE、そして柏U-18と千葉U-18が激突する“後座試合”コラムなど、ちばぎんカップの情報満載です。http://blogola.jp/p/5119
さらにもう一つ告知です。『エル・ゴラッソ』は今年も選手名鑑『EGプレーヤーズガイド2013』を制作。今日16日(土)に発売されました。J1とJ2全40クラブはもちろん、準会員・準加盟・準加盟申請のJFL・7クラブもオールカラーで掲載。1,300人以上を完全網羅しています。日付順に並んだ『フットボールカレンダー』や索引ページも導入され、さらに充実した内容となっております。千葉の選手紹介ページも杉山文宣記者による“珠玉のネタ”が満載です! なにとぞよろしくお願いします。 http://blogola.jp/p/5097
(大宮担当 郡司聡)
2013/02/16 10:00