「今年は行きたいです。行きたい。何としてでもビッグスワンの地に立ちたい」。未踏の地を目指す探検家のような口ぶりで、次節(明治安田J1・1st第3節)新潟戦への熱い思いを語るのが鈴木大輔だ。
鈴木にとって新潟は星稜高を卒業後に6年間プレーした古巣。しかし13年7月のJ1第14節は鼻骨の骨折で、14年12月のJ1第34節は降雪による会場変更で、それぞれ帰還を阻まれた。14年5月のナビスコカップ・新潟戦は会場が日立台だったし、14年10月に行われた日本vsジャマイカ戦はメンバー入りしつつもピッチに立てず。まるで何か超自然的な力が働いているのかというくらい、彼はビッグスワンのピッチに立てていない。
鈴木は昨季の新潟戦で2試合ともゴールを決め、2連勝に貢献。既に「成長した姿を見せられた」(鈴木)ことは確かだが、今度こそはそれをビッグスワンで示したい。
なお新潟戦に向けた鈴木のコンディションは万全だが、試合が開催される22日は曇時々雨、23日と24日は曇時々雪の予報である。
(柏担当 大島和人)
2015/03/18 18:46