今季から仙台に加入した韓国人MFキム・ミンテは、このキャンプでは左ひざを痛めていて別メニューが続いていた。しかし24日の練習で1対1などの対人トレーニングやシュート練習に合流。実戦に近い戦術練習でもプレーできるようになった。
体の強さと高さを生かした守備が得意なキム・ミンテは、「味方とのバランスを見て、決定機にも絡みたい」と攻撃にも意欲を見せ、出遅れていた先発争いに加わった。
なお、激しい競り合いや強いシュートの場面ではもう痛みはないのか聞くと、キム・ミンテは通訳の言葉を待たず日本語で「全然。大丈夫」と即答。昨年夏に仙台の練習に参加し、その後に日本行きを決めてから勉強中だという日本語も、このキャンプで語彙が増えている。「言葉の勉強も含めて日々練習して、コミュニケーションを実戦でもしっかりとって、試合への出場を目指します」。さらに仙台の先発争いは激しくなる。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/02/25 19:19