最終節・湘南戦を翌々日に控えた11月21日は主将・高木和道の34歳の誕生日。増田繁人が発起人となり、チームメートたちは数日前からサプライズ・パーティーを秘密裏に計画。前もって記者にも取材依頼を出し、プレゼントには白いハイカットシューズを選んだ。
練習後の円陣で増田が高木を羽交い締めにしたのを合図に、林容平が高木の頭から氷水を浴びせる中、どさくさにまぎれてスポーツドリンクをかけた猛者もいた模様。騒動がおさまると、ケーキとプレゼントの贈呈が行われた。
不意打ちに遭った高木が「マグ(増田)のフィジカルが強すぎて動けなかった」と笑うと、増田は「このために今日まで筋トレを続けてきました」とドヤ顔。「和道さんはどっしりとしたキャプテン。口数は多くないしガンガン引っ張っていくタイプじゃないけど、一言一言に重みがあって、個人の精神状態をすぐに見抜いて気遣ってくれる」と語った。
プレーオフ進出のためには勝利が絶対条件の最終節。愛される主将を中心に、一丸となって決戦に臨む。
【追記】なお、エルゴラッソからも日頃の感謝をこめて、第42節・湘南戦プレビューの予想フォーメーション上で、祝賀メッセージを贈らせていただきました。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/11/21 20:08