17日、土斐崎浩一フィジカルコーチの就任が発表された。自身は陸上畑の出身だが、福岡や湘南などで実績があり、平山相太(FC東京)や長友佑都(インテル)のパーソナルトレーナーとしても知られる人物だ。
新体制となったチームは、週の1日目からハードなメニューをこなした。2日目は2部練習の午後に半面コートで4対4などを行い、「ヤバい。まるで中断期間か合宿状態」と悲鳴を上げる選手も。
開幕以来のルーティンをシーズン途中に変更するのは異例だが、田坂和昭監督は「現状と未来を考えて会社と協議したこと。選手はいまが一番大変だと思うが、苦しいことを乗り越えての成長を期待し、あえてリスクを負う」と語る。
主将の高木和道は「各自がオフの時間を有効に使えば大丈夫。気持ちが疲れないよう声をかけていく」と周囲を気遣い、温泉好きの木島悠は「キツいけど、強くなるためには必要なこと。温泉に行きます」と笑った。トレーナーたちも、今まで以上に忙しくなりそうだ。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/06/19 18:41