前節、ホーム最終節(群馬戦/1△1)で残留を決めることとなった福井諒司の同点ゴールは多くのサポーターの記憶に残るゴールになったはずだ。その福井のゴールをお膳立てした形になったのは右サイドから低いく速いクロスを入れた安西幸輝。
そのゴールを振り返り「練習でもやっているシュート気味のボールで得点が生まれた」(安西)と普段チーム練習のあとに居残りで練習している形がここで結果になって現れた。その練習を先頭に立って行っているのが今季途中から東京Vに復帰したベテラン永井秀樹だ。途中からチームに加わり多くの経験を若い選手に伝えている永井。J2に残留するか、J3の可能性が残るのかが掛かった大一番で永井が若い選手たちに伝えたことが実を結んだ。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/11/22 07:00