J1昇格プレーオフ進出のためにも、前節の水戸戦では是が非でも勝ち点3が必要な状況だったが、結果は2−2の引き分け。選手たちは、劣悪なピッチ状態でもロングボール一辺倒にならなかったことに関しては一定の手ごたえは感じながらも、勝ち点を落としたことへの落胆は隠せない様子だった。
そんな中、自分の出来に納得いっていない様子だったのは野上結貴。3試合ぶりに本職のCBに戻ったが、特に後半はロングボールで押し込まれ対応に苦しむ場面もあった。「僕の処理が悪かった。しっかり処理してゴールへ向かう回数を増やせたら良かった」と反省。後ろに重くなり過ぎたことに関しては「先に失点したくない(2点目を取られたくない)っていうのがあったので、リスク管理をしていたけど、もうちょっとリスクをかけてもよかった」と話してくれた。
リーグ戦もあと3試合。9日の第40節・岡山戦では三ツ沢のピッチで、この反省を生かした積極果敢な野上のプレーに期待したい。
(横浜FC担当 村田亘)
2014/11/05 17:18