オフ明け29日の練習は全体的に陽気な雰囲気。安達亮監督は「(前節・大宮戦で)久しぶりに勝ったことで、楽になった部分はあるだろう。ただ、残り4試合が勝負。どこまで上に行けるかチャレンジしていきたい」と、これからの戦いに気合いを入れた。
5対5のゲーム形式の練習では、シュートの意識を高く持ち、果敢にゴールを狙った。特に目立ったのはペドロ・ジュニオール。テクニカルなシュートや強烈なロングシュートなど、バリエーションあふれるゴールラッシュで存在感。そして、ラスト1ゲームの“オーラス”となる華麗なゴールを決めたのは小川慶治朗だ。ゴールの瞬間、公式戦さながらチームメートが小川に駆け寄り喜びの輪が。「今日は来て良かった~」とサポーターの声が漏れ聞こえてくるほど、トレーニングで魅了した。
27日の練習試合(京都戦/1△1)で実戦復帰した田代有三は「(状態は)だいぶ良くなっている。試合に出たいし、得点を取りたい。みんな残り4試合4勝したいと思っている」と、強い意気込みを伝えた。
(神戸担当 小野慶太)
2014/10/30 07:00