今季残り4試合となり、下位チームとの勝ち点の差を考えると、残留に向けて次の試合(第39節・札幌戦)はとても大事になってくる。残り試合は少ないが、チームはここにきてさらなる成長を遂げているようだ。その部分を感じているのは、ここ2試合の得点シーンに絡んでいる安在和樹だ。
「攻撃のところはうまくいっている部分だと思う。特に試合の準備段階で話し合っている部分が試合でできている」と冨樫剛一監督に代わってから大きな変化としてチームの多くの選手が感じている、周りの選手とのコミュニケーションの部分が、いま大きな成果になっているようだ。
「守備のところはまだまだ。次の試合も前の選手をうまく動かして守っていきたい」と今節は無失点とホームでの勝ち点3を狙う。ここ2試合は先制できているが、その後の失点で勝ち点1ないし3を逃している東京V。今節は残り少ないホームでの大事な試合。無失点で勝ち点3を手にしたい。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/10/29 19:20