前節・福岡戦(1△1)の翌日、27日に27歳になった杉本真だが、「(年を重ねた)実感はあまりない」とクールな大人の受け答えをした。山形辰徳、永芳卓磨、重松健太郎に加え、町田に期限付き移籍している久木野聡にも誕生日を祝ってもらったそうで、10番がいかに愛されているかが垣間見られた。ちなみに、拓大の同級生の小野寺達也は誕生会を企画しているが、現時点ではまだ実行に移していない。
周囲に生誕祭を執り行ってもらった杉本だが、自身も福岡戦で“バースデーゴール”を決めるチャンスが2度もあっただけに悔恨の念は尽きない。ニアサイドに飛び込んだシュートに関しては「もらう位置、タイミングは良かったけど、少しバタバタした」と反省し、胸トラップからのボレーについては「ペナルティーエリア内ではフリーでも時間がない。もう少しスピード、質を上げないと」と課題を口にした。前節からの課題を克服し、誕生日前日に逃したゴールを「今年中には取りたい」。
(栃木担当 大塚秀毅)
2014/10/29 19:31