栃木と今節、対戦する松本(10日、J2第26節)には縁のある選手が多数在籍しており、栃木サポーターにとって楽しみな一戦になることは間違いない。その中でも小野寺達也と杉本真の生え抜きコンビと、その2人と同時期に加入した船山貴之とのマッチアップは注目度が高いはず。
「(松本に移籍してから)活躍している。チームの絶対的な存在なので注意したい」
船山をそう評した小野寺はリスペクトしつつ、「個人というよりも、チームとして抑えたい」とエース封じに意欲を燃やしていた。
小野寺以上に対戦を楽しみにしているのが杉本で、「負けたくない気持ちが強い。(松本)山雅に移籍してから自分の地位を確立したけど、(プロ)5年目に勝って、『栃木には俺達がいるぞ』というところを示したい」と力強く決意表明。栃木在籍時は船山よりも杉本の方が数字では勝っているだけに、けが明けとはいえども一歩も引くつもりはない。敵味方に分かれた同期3人の対決は、果たしてどんな結末を迎えるのだろうか。
(栃木担当 大塚秀毅)
2014/08/09 15:37