今節に愛媛は讃岐とのアウェイでの四国決戦を迎える。香川県出身の三原向平にとっては特別な試合になるのかと思いきや、本人は「讃岐は地元のクラブというだけで、特別な感情はない。いちJクラブとして負けられない」と至ってクールだ。
三原は第31節の山形戦で負傷離脱して前節の横浜FC戦で復帰したばかりだが、随所でチームに勢いをもたらすプレーを見せており、好感触をつかんで地元であり敵地の丸亀に乗り込む。丸亀競技場でのプレーは尽誠学園1年の時の選手権予選決勝以来という三原は、当時を「途中から試合に出たけど、人がいっぱいいて緊張した」と振り返ったが、「いまはもっと人が多い中でもプレーしている。だから緊張はしない」と胸を張って堂々と臨む。
試合当日は中学や高校の時の恩師らもスタジアムに訪れるらしく、「地元の人たちに成長した姿を見せたい」と地元凱旋で晴れ姿を披露するつもりだ。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/10/16 17:48