第10節・栃木戦(0○1)で負傷し、離脱していた三原向平が今週になってようやく復帰。今節での実戦復帰も期待されるところだが、その今節の対戦相手は三原の出身地である香川県初のJクラブ・讃岐である。
ただ、三原は高校までは地元・香川の尽誠学園高でプレーするも、その後、神奈川大に進学し、卒業後に湘南に加入。讃岐との関わりはまったくないために、「(讃岐は)縁もゆかりもないので、(地元とはいえ)特別な思いはない」というのが正直な気持ちのようだ。
その一方で「地元にJリーグのチームができたことはうれしい」と客観的な喜びも見せている。とはいえ、もちろん試合では手心を加えることはない。「ウチは相手を下に見て足をすくわれることも多い。だからチャレンジャー精神で行くしかない。香川を出てやっているJリーガーがここまでやってんで、というところ見せたい」と、全力プレーでぶつかっていくことを誓った。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/05/14 22:09