仁川で行われていたアジア大会にU-23韓国代表に参加していたキム・ミンヒョク。大会では全試合に出場し、守備の要として自国開催での優勝に大きく貢献した。優勝についてキム・ミンヒョクは「試合が終わって授賞式が行われたまではうれしい気持ちでいっぱいだった。ただ、それが終わった後には虚無感というかやりきったという気持ちが芽生えてきた」と話し、優勝した喜びと自国開催での大きな重圧が去来していたことをうかがわせた。
自身が離脱していた間、チームが調子を落としていたこともあり、「あまり良い気持ちではなかった」と言うが優勝からわずか中2日で出場した第27節・横浜FM戦では吉田監督就任後、初の完封(1○0)に貢献し、その存在感を改めて示してみせた。次節、第28節・C大阪戦はカカウ、フォルランといったワールドクラスのFW陣を迎えることになるが「守備陣は失点をしないように努力をする」と力強かった
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/10/12 19:18