9月28日に行われた第34節・岡山戦後、U-19日本代表のキャンプ宮崎に向かった広瀬陸斗。10月3日まで宮崎でトレーニングを行い、4日に決戦の地ミャンマーに入り、9日から来年のU-20ワールドカップの出場権のかかったAFC U-19選手権ミャンマー2014に挑むこととなる。チームを離れる際、元日本代表キャプテンの柱谷哲二監督は「日の丸を背負う責任をしっかり果たして来い」と声をかけて送り出したという。
水戸に加入して半年、柱谷監督は広瀬をコンスタントに起用し続けてきた。「安定したプレーを見せてくれている」と成長を認め、プロになってからの変化を「筋肉がついて体幹が強くなった。相手が強くても自信を持って当たれるようになってきた」と説明した。
そうした成長ができたのも「試合に出続けたからこそ」と柱谷監督。「若い選手は試合に出ないとダメ。広瀬はJ1に行ってたら、たぶん1年目は試合に出られなかったと思う。そういう意味で、(水戸を選んだ)良い選択をしたと思う」と語った。
成長著しい19歳。水戸で得たものを出し切って、世界の切符をつかんで帰ってきてもらいたい。
(水戸担当 佐藤拓也)
2014/10/01 15:39