8月上旬に左足第五中足骨骨折で負傷離脱していたDF小山内貴哉が今週から全体練習に完全合流。4日の第35節・水戸戦(K’sスタ)に向けて猛アピールを開始している。
「痛みはゼロではないが、けがは完治している。残り試合も少なくなっているので、力を出し切りたい」と意欲を口にした。アウトサイドでのハイスピードなアップダウンができる小山内のプレーは、バルバリッチ監督が新たに導入した[3-4-3]のシステムで生きるはず。「前へのつぶしと飛び出しが自分の武器なので、それをアピールしていきたい」と指揮官に特長を示していく構え。
リオ五輪世代だけに、チームメイトの荒野拓馬が仁川アジア大会で得点したことも「刺激になった」。完全復帰をしたサイドアタッカーは、ひたすらに前を見てシーズン終盤戦を駆け抜けていくつもりだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2014/10/01 15:29